tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

田舎で落語を愉しむには

落語家いねぇ、落語会ねぇ、おらの村には寄席がねぇ。

っていうか寄席なんて東京と大阪以外のほとんどの街にはないのだろうけど、とりわけ北海道の田舎では落語に触れる機会が少ないし、聴きに行くにも多大なコストがかかる。だから、どうしてもテレビとCDが鑑賞手段の中心になってしまう。本当は落語は寄席で聴くのが一番だと思っているのだけど。

少し前に、とある新聞社のイベントで柳家さん喬を含む落語会があったのだけど、抽選に外れてしまってショックだったなぁ。わざわざそれに応募するために、購読していない新聞の会員登録までしたのになぁ。この辺りにそんなにたくさんの落語ファンがいたのだろうか。 

テレビはNHKが頼り。TBSの「落語研究会」は北海道では放送されていない。

日本の話芸」は欠かさず録画予約。再放送も含めて3回とも。地デジ化して以来、テレビの画質は向上したのだけど、吹雪などで電波の状態が悪くなったりすると、まったく映らなくなってしまうので、念のため冗長性を持たせている。

「演芸図鑑」は、時間は短いけど、色物もあるので、寄席っぽい雰囲気を楽しめるのが良い。

正月の「初笑い東西寄席」はとても楽しみにしている。1年に1回だから、好きな落語家が出るかどうかは本当に重要。

あと、意外と侮れないのが「えほん寄席」。「ねずみ」「欠伸指南」「長短」「ちりとてちん」「亀田鵬斎」「権兵衛狸」などがお気に入り。落語のエッセンスがコンパクトにまとめられている。時々絵が邪魔に感じることがあるけど、目をつぶれば大丈夫。

ラジオも時々聴くけど、我が家にはタイマー録音できる機器がないので、使い勝手が悪い。何とか手に入れようと、パズル雑誌の懸賞に夫がせっせと応募しているけど、一向に当たらない。そこまで欲しいのなら、買った方がいいんじゃないか?

CDは気に入った演目を何度でも聞けるし、運転中も聞けるから良いのだけど、仕草が見えないのが残念。逆に頭の中に情景を思い浮かべやすいメリットもあるけど。夫はミニマリストなので、CDを購入するのは専ら妻。このブログを始めるにあたって、数えてみたら、20枚以上あった。妻、買いすぎだろ。

 

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