tadashiro’s blog

しろのブログ

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小三治が帯広にやってくる・・・ことで思い出した札幌強行軍の話

柳家小三治が帯広にやってくる。

市民文化ホール こけら落とし公演 帯広寄席
2019年4月14日(日)
帯広市民文化ホール(大ホール)
午後1時30分開場
午後2時開演
出演:柳家小三治 柳家小里ん 柳家三三

公式チラシ(外部リンク)】

感想の記事(内部リンク)】を別に書きましたので、よろしければどうぞ。

 

以前、札幌のふきのとうホール *1 に来たときは夜の公演だったので、強行軍になってしまったけど、今回は昼間なので行きやすい。早速チケットを取ったよ。また小三治を呼んでくれてありがとう、六花亭さん。日々貢ぎ続けてきた甲斐があるよ。

さて、道外の人にはピンと来ないかも知れないけど、うちにとっては札幌往復が本当に大変。なぜなら、北海道はでっかいどうだから。そして犬を飼っているから。前にも書いたけど *2 、うちの犬は人見知りをするので、なかなか他人に預けられない。でも、どうしても行きたいなぁ、と思っていたら、夫がとんでもないプランを立案した。

うちの犬は人見知りだけど留守番はできる。朝と夕方の散歩さえすれば、問題はない。ということは、夕方の散歩をしてから出発し、翌朝の散歩までに戻ってくればいい。夕方の散歩を済ませてから飛行機で丘珠空港へ飛べば、開演には十分に間に合う。終了後は夜行バスで早朝に帰宅。これで朝の散歩ができる! まるで完全犯罪の計画みたい。

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で、実行してみたんだけど、これが結構大変だった。まず飛行機。想像よりもかなり小さな飛行機で、しかもプロペラ。不安を抱いた妻が「ゼロ戦みたいね・・・」と思わず呟いたら、夫の変なスイッチが入ってしまった。

「これは零戦よりはかなり大きいよ。どちらかというと攻撃機クラスじゃないかな。たぶん一式陸攻と同じぐらいで・・・」とか「サーブが作っているスウェーデンの戦闘機は独特で・・・」とか「フェアチャイルドが開発したA-10ていう攻撃機は本当に頑丈で・・・」とか、意味不明なことを口走る。日々蓄積し続けているオタク知識を披露せずにはいられない夫。

夫よ、妻を安心させようと努力しているのかもしれないけど、妻は「永遠の0」を読んでようやくゼロ戦という言葉を覚えた程度だってことを忘れているよ。(テレ東で向井理が演じていたなぁ・・・)ぐらいしか思い浮かばないんだよ。

 まぁ、無事に着いて(当然だ)、三三と小三治を聴けたんだけど、音が反響して聴き取りにくかったのが残念だった。

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帰りの夜行バスは辛かったなぁ。バス停には良さげなバスも並んでいたんだけど、我々のバスはかなり後ろのイマイチっぽいバス。折悪しく 三代目 J SOUL BROTHERS のライブがあったようで、良さげなバスからあぶれちゃったみたい。三代目、恐るべし。

結果、快適とは言えないバスに。周りの若人達は平気そうだったんだけど、もう若くない我々にとっては辛い旅だったよ。

でも、帰宅したら犬はぐぅぐぅ寝ていて、いつもと変わらぬ様子だったから、がんばった甲斐があったかな。完全犯罪成立だね。

 

*1:六花亭札幌本店ふきのとうホール(外部リンク)

*2:過去記事(内部リンク)

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