このブログで取り上げる話題は、予定としては「落語」時々「北海道」っていうつもりだったんだけど、最近は「北海道」が多くなってしまっている気がする。
だって、朝ドラの舞台が北海道なんだもん。仕方ないよね。
さて、今日はその「なつぞら」の主題歌について書きたいのですが、月曜日から土曜日にかけて、規則的に毎朝8時過ぎから流れていますよね。スピッツの「優しいあの子」が。
北海道出身のアーティストがたくさんいるんだから、北海道出身者に主題歌を歌ってもらっても良かったんじゃないだろうか。*1
例えばドリカム・・・は「まんぷく」で歌ったばかりか・・・。じゃぁ、中島みゆき・・・は「マッサン」か・・・。松山千春・・・は政治色が強すぎるから、朝ドラにはちょっと・・・。
で、スピッツですよ。
「えっ?」と思った方。当然です。彼らは北海道出身ではありませんから。
でも、スピッツには「ロビンソン」っていう名曲があるじゃないですか。
さらに「えっ?」となった方。当然です。「ロビンソン」と「ほっかいどう」は1文字も被ってませんね。
でも、「ロビンソン」のおかげでスピッツに親しみを感じている札幌市民(だった人も含めて)は結構多いと思うのですよ。
今は「ススキノラフィラ」という商業施設になっているそうですが、かつてあった「ロビンソン百貨店札幌店」では、スピッツの「ロビンソン」が閉店時のBGMとして使われていたのです。
当時、ロビンソンを待ち合わせ場所に使っていた札幌市民は結構多く、先着した人々の間で「スピッツのロビンソンってこの店と関係あるのかなぁ」なんていう会話が繰り広げられていたはず。
「関係ある」という都市伝説を信じていた人も多いんじゃないかなぁ。*2
で、この程度の関わりでも「縁のある人」認定してしまうのが、道産子気質。
だから、「なつぞら」の主題歌はスピッツの「優しいあの子」で良いのです。
*1:ちなみに「田中義剛さんは北海道出身ではありません」って念を押したくなってしまうのは、道産子あるあるのひとつ。
*2:ロビンソン百貨店 - Wikipedia(外部リンク)によると、札幌店とは直接の関係はないらしい。