tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

オオバナノエンレイソウを見ると六花亭のホワイトチョコレートが食べたくなる

f:id:tadashiro:20190415181704p:plain
北海道はでっかいどうなので、場所によってはもう終わりかけだったり、逆に咲きかけだったりすると思いますが、いま道東の広い範囲でオオバナノエンレイソウが咲いています。その名の通り花弁が大きく、清楚な雰囲気を身にまとった美しい野花です。

 

オオバナノエンレイソウ、漢字で書くと大花延齢草で、縁起が良さそうですよね。

 

春が駆け足で通り過ぎてしまった後、(夏はいつ来るのかなぁ・・・)と思っている時期に、「もうすぐだよ」って教えてくれるのがこの花。だから毎年待ち遠しい。今年もちゃんと咲いてくれました。(写真はだいぶ前のだけど、まぁいっか。)

オオバナノエンレイソウ(アップ) オオバナノエンレイソウ(引き)

オオバナノエンレイソウ:2012年6月撮影)

 

この花、北海道の各地に群生しているので、その辺を歩いていてもドライブしていても、目を楽しませてくれます。しかも、一瞬のタイミングを逃すともう見られない・・・なんていうことはなく、かなり長い期間咲いていてくれるんです。北海道に相応しい気前の良さですね。

 

そのせいなのかは分かりませんが、花の美しさの割りに、地元の人たちの評価が低いような気がします。

せっかくお庭に自生しているのに、土を掘り返してしまって、外来の花なんかを植える方がけっこういらっしゃるんですよね。

自分の土地だから、何をしようと勝手なんですけど、(なんか、もったいないなぁ・・・)って、つい思ってしまうんです。

 

だって、発芽してから花が咲くまでに10年以上かかるんですよ*1。しかも、あんなに綺麗なのに。北海道大学の校章にもなっているのに*2・・・関係ないか。

 

まぁ、向こうからすると、我が家の庭は手入れされていない荒れ地のように思われているでしょうけどね。

なんてことを言いながら、この花を見る度に妻の頭をよぎるのは、ホワイトチョコレートだったりします。あの白い大きな3枚の花弁がホワイトチョコに見えて仕方ありません。ホワイトチョコのお花畑って感じ。

 

だって、六花亭にそういう商品があるんだもん。 

 

ちなみに、ホワイトチョコレートのお勧めの食べ方は、かけらを少し口に残したまま、紅茶を少し口に含んで溶かすというものです。

茶葉はアッサムかダージリンが向いてるかな。口の中でロイヤルミルクティーになります。

あまりお上品とは言えない食べ方だから、内緒でこっそり試してみてくださいね。

 

この食べ方は普通のホワイトチョコレートでもできるんだけど、「六花の森」の方が、口溶けが良いような気がします。形のせいなのかなぁ。

 

ところで、今年は北海道らしくない暑さが突然やってきたので、(オオバナノエンレイソウは大丈夫かなぁ・・・)って心配していたのですが、見たところあまり影響はなさそうです。

 

でも、いつもはもう少ししてから開花するはずのエゾノコリンゴがまだらに開花してしまいました。残念ですが仕方ありません。

 

エゾノコリンゴ(アップ)

エゾノコリンゴ(引き)

(エゾノコリンゴ:2013年6月撮影)

平年並みだとこんな感じ。今年はいまいちかな。

 

このブログについて/プライバシーポリシー