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「永遠のニシパ」のロケ地っぽいところ巡り(弟子屈町)

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この記事は、NHKの「永遠のニ」というドラマに触発されて、北海道らしい景色を撮影してきました・・・という記事です。ドラマの情報を求めて来られた方は過去記事(内部リンク)へどうぞ。少しですが、ドラマのことを書いています。

さて、「永遠のニシパのロケ地・撮影場所まとめ!ロケ中止もあった!?「北海道」を命名した男の物語の舞台はどこ?」(外部リンク)によりますと、湖のシーンは洞爺湖で撮影したそうなのですが、洞爺湖と同じカルデラ湖だったら、似たような景色が撮れるんじゃないかなぁ・・・」ってことで、屈斜路湖摩周湖行ってみました。

というわけで、「ロケ地巡り」ではなく「ロケ地っぽいところ巡り」です。

【この記事の目次】

 「永遠のニシパ(北海道先行放送)」のロケ地っぽいところ巡り

まずは近所から

まずは、この企画を思いつくきっかけとなった写真を過去記事(内部リンク)から再掲します。

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近所の小道で、普段の犬の散歩のついでに撮っておいた写真なんですが、似たような景色が偶然ドラマに出てきました。山間部の小道に少し入れば、簡単にこういう写真を撮ることができます。タンポポをトリミングしてしまえば、道端から撮ったと気付く人はそうはいないでしょう。

というわけで、「ロケ地っぽいところ」の写真が撮れそうなところを探しに行きます。

屈斜路湖摩周湖がある町

弟子屈町には、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖と、世界有数の透明度を誇る摩周湖の2つがあるんです。すごい町ですよ。「ブラタモリ」でぜひ扱って欲しい町の1つです。ちなみに「てしかがちょう」と読みます。難読地名の1つでもありますね。

釧路川のほとりでランチ

まずは釧路川のほとりに行ってみました。と言っても、実は目的はランチです。いつものように妻がお寝坊さんだったので、犬の散歩を済ませると、もうお昼が近くなっています。COVO というお店に行くことにしました。

でも、このお店、釧路川のほとりにあって、お店の裏に回ると、目の前が釧路川なんです。ついでに写真を撮ることができるので、今回の旅には最適です。まぁ、写真なんて関係なく、よく行くお店なんですけどね。

けっこう混んでいることが多いので、(これ以上、混むようになると嫌だなぁ)と思うのですが、うちのブログの影響力なんて大したことないでしょうから、載せちゃいましょう(笑)。

www.cafebal-covo.com

お店(COVO)の情報

料理の方は、スパゲティもピザも美味しくて外れがありませんが、チーズケーキがあまりにも美味しすぎて、食べずに帰るなんていうことはできないレベルです。他のお店で食事を摂ったときでも、チーズケーキを食べるためにこのお店に寄ってしまいます。当然、この日もちゃんと食べてきました。やっぱり美味しい。

ちなみに、ランチの予約はできないので、旅行で訪れる方は、時間に余裕を持って計画を立てておくと良いでしょう。クレジットカードは不可です。小学生未満は入店できません。価格帯は(北海道的には)少し高めですが、周辺環境の良さも含めて、満足感は大きく、損をしている感じはまったくありません。コスパはとても良いと思います。

場所は初めて訪れる方には分かりにくいと思います。北海道生まれの夫はカーナビなしでも確実にお店の看板を見つけますが、東京生まれの妻は何度訪れてもお店の看板を見つけるのに苦労します。助手席に座っているだけなので、何の影響もないですけどね(笑)。お店のサイトでアクセスを調べておいた方が安心です。

釧路川の写真

本来の目的を忘れるとことでした。肝心の釧路川の写真はこんな感じです。

釧路川(上流)

釧路川(下流)

川に近い席に座れると、窓から川を眺めながら食事することもできます。以前、雪解けの頃に訪れたときには、カワアイサが3羽ほど凄い勢いで下流へ流されていく姿を目撃したことがありました。

東京の知人を案内したときには、川側の席に座れませんでしたが、運良くタンチョウが空を舞う姿を見ることができました。遭遇確率はそれほど高いわけではありませんが、楽しみのひとです・・・って、またお店の情報になってしまいましたね(笑)。

ハクセキレイ

少し遠いですが、たぶんハクセキレイです。

屈斜路湖の方へ

さて、釧路川を撮った後は、水源にあたる屈斜路湖向かいました。時間があれば和琴半島へも行きたかったのですが、妻がお寝坊さんだったので(笑)、今回はカットです。

屈斜路湖周辺の道路

屈斜路湖周辺には、まるで緑のトンネルのような道路があって、ただドライブをするだけでも気分が良くなります。走行中の車の中から撮ってみました。停車させて撮ると綺麗にとれると思うのですが、飛ばしている車が多いので、恐くてなかなか停められません。レンタカーで旅行される方はご注意を

緑のトンネル

砂湯

屈斜路湖畔に砂湯というエリアがあります。湖岸の砂地を掘ると、なんと温泉が出てきます素手で掘っても温かい水に到達できるのです。やっぱり「ブラタモリ」向きですよね。

クッシー

砂湯と言えば「クッシー」(笑)。

そして、「永遠のニパ」をイメージして撮ったのがこちら。

砂湯01

砂湯02

砂湯03

砂湯04

夏になるとプレジャーボートや水上スクーターで騒がしくなりますが、この時期はまだ静かです。昔は夏も静かだったんですがね・・・なんて、夫が感傷にひたりながら写真を撮っている隙に、妻はお菓子をゲット(笑)。長谷製菓の「生キャラメルのラングドシャ」を買いました。

黄山

屈斜路湖の近くに黄山があります。火山ガスの噴気孔を間近に見られる珍しい地形で、やっぱり「ブラタモリ」向きだと思うのです。

硫黄山
駐車場に停めると料金がかかるので、走行中の車の中から撮りました。

有料といっても数百円ですし、摩周湖の第一展望台にも停められる共通券がもらえるので、安いものなんですけどね。観光で訪れるなら、お金を払う価値は十分あるでしょう。

しかし、数百円を惜しむなんてケチですね。いえ、倹約家と言ってください。

川湯温泉

摩周湖へ行く前に川湯温泉に立ち寄りました。

川湯温泉駅

森のホールというお店でケーキを買うつもりだったのですが、あいにく完売。というか、私たちが行く頃にはたいてい完売になっています。妻がお寝坊さんなもので(笑)。

焼き菓子は残っていたので、クランベリーのサブレとチョコレートのパウンドケーキを買いました。確認はしませんでしたが、たぶんクレジットカードは使えません

www.facebook.com

ついでに PANAPANA というお店で雑貨やパンを物色。今回は何も買わずに我慢しました。

panapana87.com

摩周湖

川湯温泉駅を離れ、摩周湖に向かいます。

国道391号を少し南下すると、すぐに、道道52号屈斜路摩周湖畔線が見えてきます。左折してこの道路に入り、踏み切りを越えると、どこまでも続いていくかのような直線道路が見えてきますが、スピードの出し過ぎにはご注意ください。事故なんて起きそうもないところなのに・・・と思うかも知れませんが、気を付けて欲しいのは、野生動物の飛び出しです。キタキツネやエゾタヌキなど、可愛い動物を轢いちゃうと本当に悲しいですよ。エゾシカやヒグマなど、大型の動物に衝突すると車へのダメージも大きいですしね。そう言えば、以前、覆面パトカーに捕まっていたレンタカーを目撃したことがありますよ。お気を付けくださいませ。

直線部分が終わるとヘアピンカーブの連続になり、運転手は気を抜けませんが、同乗者は時折絶景を覗くことができます。

急勾配を登っていくと、やがて第三展望台が見えてきました。ここで摩周湖の写真を撮ります。

この日はとても天気が良く、湖面がとても綺麗でした。まさに「摩周ブルー」という呼び名に相応しい美しさで、吸い込まれてしまいそうでした。

ちなみに、摩周湖には流入する河川が1本もないことが、高い透明度を保っている主な理由で・・・とか、やっぱり「ブラタモリ」でやるべきでしょう。

摩周湖の写真

さて、ようやく摩周湖の写真です。ケチ 倹約家なので、駐車料金を取られる第一展望台ではなく、無料の「第三展望台」からのみです。

摩周湖01

摩周湖02

摩周湖03

摩周湖04

摩周湖は「霧の摩周湖」で有名ですが、近年は温暖化のせいなのか、霧に覆われることがとても少なくなりました。なので、霧がかかっていたら、逆に貴重ですよ。

チシマフウロ

ハクサンチドリ
花が咲いていたので、ついでに撮りました。たぶんチシマフウロ(上)とハクサンチドリ(下)です。 

第一展望台について

駐車場は有料ですが、たった数百円ですし、黄山の駐車場と共通のチケットですから、観光目的なら決して損はありません

ちなみに、第一展望台の駐車料金は、冬期間は無料になるのですが、路面が凍結していることがあるので、注意が必要です。その期間は北側の道路が通行止めになっていて、第三展望台へは行けないはずです。

春先に南から上がって行くと、北側の道路は通行止めになっていて、雪の壁が残ってることがあります。冬と春の境界線を見ているようで、面白いですよ。お勧めです。

バスでも行けますが、「地獄表」なので、乗り遅れないように気を付けてくださいね。

犬が待っているので・・・

今回の旅はこれで終わりです。犬の散歩が待っているので、明るいうちに帰らねばなりません。

和琴半島は次の機会に行ってみようと思います。休日で、天気が良くて、妻が早起き出来たときに・・・そんな日は来るんでしょうかね(笑)。

だらだら書いていたら、いつの間にか長い記事になっていました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

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