なんだか意味深なタイトルになっちゃってますかね。
散歩のときの服装の話です。
真冬の間は2人ともダウンのコートを着ます。
東京生まれで寒さに弱い妻はたくさん重ね着をしているので、コートの中は結構な違いがあるのですが、外見上はあまり違いがありません。
でも、この時期になると、外見上も違いが出て来ます。
まず、北海道生まれで寒さに強い夫がダウンのコートからレベルを下げて薄いダウンとか、フリースにしようとし始めます。
風邪を引きやしないかと心配する妻がなんとか説得してコートを着させるのですが、歩いているうちに「暑い、暑い」と言い出して前をはだけてしまいます。
これが大体5℃前後。
そして今日、我慢できなくなった夫は妻の説得も聞かずにフリースにしてしまいました。
さらに、今日は晴れていて風が弱かったので、夫の体感的にはかなり暑かったらしく、途中でフリースも脱いでしまったのです。
気温は10℃を少し下回っているくらいでしょうか。
当然、妻はコートのままです。だって、東京の真冬の気温ですよ。
もう中にダウンベストは着ていませんけどね。
真冬のフル装備に近い妻と春の軽装になった夫。
並んで歩いていると、さぞやアンバランスに見えることでしょう。
・・・と歩いていると、道端にフクジュソウが咲いているのを見つけました。
漢字で書くと福寿草。春の訪れを告げてくれる、目出度い名前の花です。
どうやら、夫の体感はフクジュソウの開花時期とピタリと一致しているようです。さすが道産子。
妻には「もうすぐ春だよ」と言っているように思えるフクジュソウですが、夫には「もう春だね」と言っているように思えているのでしょうね。