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しろのブログ

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センダイムシクイの「鶴千代君」

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道東でも木々に緑の葉が生い茂り、新緑の季節って感じになりましたが、野鳥の観察は難易度が上がりました。

葉っぱに隠れてしまって、「声はすれども姿は見えず」となってしまいます。

写真となるともっと難しく、手前の葉っぱにピントが合ってしまったりして、なかなか上手く撮れません。

 

でも、センダイムシクイがちょうど良いところに留まってくれて、1枚撮ることができました。

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ところでこのセンダイムシクイという名前、仙台に多いからというのが由来ではないようです。

特徴的な鳴き声を、人形浄瑠璃や歌舞伎の演目である『伽蘿先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』に出てくる登場人物「鶴千代君(つるちよぎみ)」と聞きなして付けられたのだとか。

そう思って聴くと、そのように聞こえないこともないかな。

 

そうそう、上述の演目は通称『仙台萩(せんだいはぎ)』だそうで、柳家さん喬の落語『寝床』に、一瞬ですが「仙台萩」という台詞が登場します。*1

かつては、知ってて当然という常識レベルの演目だったのでしょうね。

*1:

寝床

寝床

  • 発売日: 2016/04/27
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

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