釧路で用を足したついでに、春採公園に寄ってみました。
春と言ってもまだ肌寒かったので、短い時間でしたが、野鳥の写真を撮ることができました。
家の周りにも野鳥はたくさんいるのですが、自然豊かすぎてかえって遭遇率は低いような気がします。
春採公園だと、少し歩くだけですぐに野鳥に出会えるんですよね。
歩き始めてすぐ、駐車場からそれほど離れていないところでノビタキを見つけました。
フキノトウが咲いていました。
家の周りにもたくさんあるんですけどね。
可愛かったので、思わず撮っちゃいました。
シジュウカラが水を飲んでいました。
木の上で何かが鳴いています。
うーん、何だろう。
お腹しか見えないなぁ・・・
鳴き声に詳しければ、すぐに特定できるんだろうけど・・・
このままここで観察するか、少し移動して角度を変えてみるか、いや、あの高さなら少しくらい移動しても角度は変わらないか・・・
とか考えあぐねていたら、近くで双眼鏡を覗いていた男性が、
「あれはシマエナガじゃないよね?」
と大きな声で話しかけてきました。
「違うと思いますよ。」
「そうだよね。前に見た時はもっと尻尾が長かった気がするんだ。」
なんて話していたら、どこかへ飛び去ってしまいました。
謎の会話です。
シマエナガって可愛くてブームになっているから、見たいっていう気持ちはわかるのですけど、それ以外の野鳥には興味が無いのでしょうか。
いや、無いなら無いで構わないんですけど、シマエナガであることを確認するのならともかく、「シマエナガではない」ということをわざわざ他人に確認する意味がわかりません。
誰もがシマエナガだけを見たがっていると思っているのでしょうか。
私だってシマエナガを見たいですけど、他の野鳥だって見たいのです。
シマエナガ以外の小鳥の写真を撮るなんてあり得ないとでも思ったのでしょうか。
さて、気を取り直して少し歩くと、ゴジュウカラもいました。
家の庭にも飛んでくるので見慣れた鳥ですけどね。
もっと粘りたい気持ちもあったのですが、寒いので帰ることにして、駐車場に戻ってくると、再びノビタキを見つけました。
ほんの数十分でしたが、久しぶりに小鳥を何羽も見られて嬉しかったです。