夕方の散歩の帰り道、道端にコゴミを見つけました。
文字にするとゴミみたいですが、ゴミではなくコゴミです。
こんなに開いているのは、食べ頃とは言えないでしょうね。
と、思ったら、すぐ脇にまだ開いていないものがありました。
これなら食べられそう・・・なんですが、道端に生えているのって、なんとなく食べる気が起きないんですよね。なんとなくですが。
たぶん今年もご近所さんがどこからか採ってきてくれるはずなので、待っていれば食べられるでしょう。
と思っていたら、数日後、裏庭でハリギリの芽を収穫しているところにご近所さんが通りがかり、「コゴミ、採りすぎちゃったんだけど、もらってくれる?」ですって。
じゃあ、少しいただきます・・・と袋からひと掴み取ったら、「あぁ、もっともらってよ。うちじゃ全然食べきれないから。」ですって。
ついつい採り過ぎちゃうんですよね。分かります。
「ところで、裏庭で何してたの?」と聞かれたので、ハリギリのことを説明すると、「えっ、タランボはよく食べるけど、他にも食べられるのがあるの?」ですって。
やっぱり地元の人もハリギリのことはあまり知らないのかもしれません。
お礼にハリギリを差し上げようかな・・・と迷ったのですが、全然ご興味を示されなかったので、言い出せませんでした。
食べ慣れないものを人からもらって食べるのって勇気が要りますからね。