先日、車に乗っているとき、「この時間は『真打ち競演』をやっているかも」と思ってラジオをつけてみました。*1
どうやら『浜野矩随(はまののりゆき)』のようです。
途中からですが、すごく上手いので聴き入ってしまいます。
誰なんだろう。
柳家さん喬に似ているけど、声が違うよなぁ。
柳家一門の誰かかなぁ。
いや、似ているというより、さん喬さんそのものだなぁ。
こんなに完全にコピーできるものかなぁ。
弟子にしては声が若くないし、さん喬さんが習ったのと同じ人から習ったのだろうか・・・
・・・などと考えながら聴いていたのですが、クライマックスの場面では、思わず涙が出そうになりました。
うーん、途中から聴いたのに、感動してしまった。
最初から聴きたかったなぁ・・・
これは最後まで聴いて、誰なのかを確認しなければ・・・と、目的地に着いても車を降りずに聴いていたら・・・
なんと、柳家さん喬その人でした。
少しお声が変化したのでしょうか。
それとも、ラジオを通してなので、違って聞こえたのでしょうか。
いずれにしろ、やっぱりさん喬さんは人情噺も良いです。
我が家にあるCDは滑稽噺が多いのですが、『浜野矩随』は持っていたはずなので、改めて聴き直してみようと思いました。*2