泣いちゃいましたよ。泰樹さんの開拓時代の話を聞いて。
うちが朝ドラに求めるのはこれなんですよ。
再現シーンも無しに泣かせちゃうなんて、柴刈正雄じゃなくて草刈正雄は上手いなあ。
ちなみに、うちの夫は開拓3世にあたります。
年齢的には4世と同年代なのですが、2世にあたる父が子だくさん一家の末っ子なので、長男との間に1世代分の年齢差があるのです。
だから、父方の叔父と母方の祖父が同年代とか、従姉妹と母が同年代とか、ややこしいことになっています。
『なつぞら』で言うと、年齢的には優ちゃんに近く、世代としては照男や夕見子たちと同じ世代ってことになるでしょうか。
うちの夫が生まれた時は、既に父方の祖父は他界していたので、直接話を聞いたことはありません。母方の祖父母は少し遅れて北海道に入ってきたので、開拓1世代目のことは直接は知らなかったはずです。
泰樹さんの話は、顔も知らない父方の祖父の苦労を偲ばせてくれて、ぐっと来てしまいました。
祖父も苦労したんだろうなぁって。この極寒の地で冬を越すのは大変だったろうなぁ、とか。
「道産子が寒さに強いのは、遺伝子レベルの違いがあるからじゃないか」という妻の仮説も、あながち間違いとは言えないかも。だって、あの寒い冬を生き残ってきてるんだもん。
まぁ、最近は暖房が整っているので、かえって寒さに弱くなっていくかも知れませんけどね。