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釧路湿原野生生物保護センターに行ってきた

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釧路湿原野生生物保護センターに行ってきました。

www.env.go.jp

 

傷ついたシマフクロウオジロワシオオワシなどの猛禽類を保護して、野生に復帰させることを目指す施設ですが、一般向けのちょっとした展示があり、収容されている鳥の観察をすることもできます。

 

入場は無料なんですが、せっかくなので有料のバックヤードツアーに参加してきました。

 

バックヤードツアーでは、文字通り職員の方がバックヤードを案内をしてくれ、アクリル板越しではありますが、間近でオジロワシオオワシを観察することができます。

 

彼らは残念ながら野生復帰ができない個体で、終生飼育されています。

誇り高い生き物の傷ついた姿を無遠慮に撮影するのはちょっと気が引けたのですが、案内の方が「どんどん撮影してください」と言ってくださったので、何枚か写真を撮らせてもらいました。

 

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オオワシ

近くで見ると本当に大きいです。

この時期は散歩やドライブの最中に高い木の上に留まっているのを見かけたり、上空を飛んでいる姿を見つけたりすることもあるんですが、かなり遠いので大きさが実感できないんですよね。

ほんの数メートル先だと大きさがよく分かります。

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オオワシ

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オオワシ

彼らは交通事故などを防ぐための器具や設備の実験に協力することもあるそうで、

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オジロワシ

足元の血は餌の魚から出たものだと思います。

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オジロワシ

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オジロワシ

オジロワシオオワシもどちらも素敵ですが、案内の方が言うには、たいていオジロ派とオオワシ派に好みが分かれるのだとか。

そう言われると、うちは夫婦2人ともオオワシ派ということになります。

 

この時はシマフクロウも収容されていたのですが、野生復帰を目指すために人を遠ざけているそうで、バックヤードツアーといえども、近づくことはできませんでした。

モニタでは無料で見ることができたんですけどね。

 

そうそう、バックヤードツアーの申し込みですが、上記のサイトからではなく、「猛禽類医学研究所」のサイトからというトリッキーなことになっているので、下にリンクを貼っておきます。

www.irbj.net

 

ちなみに、終生飼育されている鳥たちの餌代は環境省からは支給されないらしく、バックヤードツアーの収益や寄付金で賄っているそうです。

そう考えると、バックヤードツアーの料金はもう少し高くてもいいんじゃないかなぁ、と思いました。

上記サイトからも寄付ができるので、興味があれば、覗いてみてください。

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