tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

たちきり の検索結果:

「千両みかん」を現代的に「拡大解釈」してみる

…の行動」ついては、『たちきり』の枕と同様の「値打ちの誤解」*4 を使ったサゲと解釈するのが妥当なのだろう。多少強引だとしても、それが逆に落語らしいと言える。 しかし、ここではサゲというよりも、「番頭の苦悩」そのものを、経済的な面から「拡大解釈」することによって俯瞰することを試みたい。 江戸時代の経済 江戸時代には貨幣経済や市場経済が発展していたと言われている。 鈴木浩三は、江戸時代の市場経済システムについて「当時としての市場メカニズムが機能する資本主義的な側面を色濃く持った時…

忙しい現代人のための落語ひと言まとめ

…粗忽長屋】 た行 【たちきり】 【長短】 【町内の若い衆】 【ちりとてちん】 【天狗裁き】 【転失気】 【時そば】 な行 【二番煎じ】 【抜け雀】 【ねずみ】 【寝床】 は行 【八五郎出世】 【初天神】 【棒鱈】 ま行 【妾馬】 【元犬】 【百川】 や行 【夢の酒】 リンク 内部リンク 外部リンク あ行 【明烏】 花魁は遊び人より初心な若旦那が気に入ったらしい。 【井戸の茶碗】 高潔な二人の意地の張り合い。 【お見立て】 いくらお金を積まれても、あの人の相手だけは嫌なのよ。 …

落語のあらすじを100字で要約してみる

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『なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか?』を読んで

…で。 さん喬師が、「たちきり」のまくらの中で「お父さんと一緒にソープランドに行こう!」と叫んでいるのには、びっくりしました。でも、品の良いさん喬師がおっしゃるから、よりおもしろいのかなとも思いました。 以下は、本書の中で何度も読み返したさん喬師の言葉です。落語とは直接関係ないけれども、印象に残ったので。 死は誰にでも必ず訪れる。でもその訪れを見すえた生き方をするのはよそう。いつ死ぬかわからない、いつまで生きるかわからない。だけど、その中で自分が今まで通り生きていくこと、それが…

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