この冬は雪が少なくて、除雪作業が楽なのですが、農家にとっては良いことばかりではないようです。
雪が積もると土が凍りやすいだろうと思いがちですが、実はその逆で、雪が無い方が凍りやすいみたいです。
雪は結構空気を含んでいるので、断熱材のような働きをするんですね。かまくらって意外と暖かいじゃないですか・・・って、ほんとは知らないけど。
うちの近所で、土が凍っている様子が分かる場所があったので、写真を撮ってみました。
左が歩道、右が土です。
写真の撮り方がいまいちで、分かりにくいかも知れませんが、土中の水分が凍って膨張したために、10cm以上も隆起して断層のようになっています。
長くこの辺りに住んでいますが、こんなになったのはこれまでに記憶がありません。
除雪は面倒だけど、農家さんのことを考えると、適度に雪が降った方が良いんだろうなぁ・・・と思っていたら、久々に雪が降りました。
で、雪が少し積もってこんな感じに。
その後、また雪が降って、冬らしい風景になったので、庭の写真を撮ってみました。
もう少しじっくり撮りたかったのですが、「さあ、散歩に行くよ」って、うちの犬がはしゃいでいます。わかったわかった、カメラを持って散歩に行こう。
いつもより散歩に出るのが遅くなったので、もう融けているかなぁと思ったのですが、どういうわけか、枝の雪が残っています。体感温度的に暖かいと思ったんですけどね。雪質がいつもとは違うのかなぁ。
そして、牧草地はこんな感じに。
ようやく冬らしくなりました。
でも、既に凍ってしまった土が融けるわけじゃないから、農家さんとしては安心はできないのかな。