北海道では大雪の影響で公立高校の入試が延期になりました。
これまでも悪天候はありましたが、延期になったのは初めてのことなのだそうです。
この辺りは、雪の量はそれほどではなかったので、除雪もそれほど大変ではありませんでした。
夕方、雪が雨に変わり、このまま融けちゃうかなぁ・・・と思いきや、路面はツルッツルに凍っていて、散歩には苦労しました。
雪が積もっているところを歩くと、表面だけがパリパリに凍っていて、犬もとても歩きにくそうです。
なんか、不思議な感じでした。
帰ってきて、ローカルニュースをつけていたら、釧路で道路がツルツルだったと報じていたのですが、そのニュースの中でおかしな言葉が聞こえてきました。
「うひょー」という現象が発生したと言っています。
「ん? うひょー?」と思って字幕を見たら、「雨氷」の文字が。
音だけ聞くとふざけているみたいですけど、漢字を見ると、ちゃんとした気象用語であろうということが分かります。
すぐにネットで調べてみました。
「過冷却した,氷点下になっても氷にならず水の状態の霧雨または雨が,地面や地物にあたって凍結した均質で透明な氷層。」ですって。
日高町では、木の枝が氷でコーティングされた様子が見られたそうです。
もっとよく観察すれば、うちの周りでも見られたかもしれないなぁ・・・と思うと、ちょっと残念でした。
ところで、この過冷却した液体がちょっとした刺激で一気に凍る現象、うちの夫は子どもの頃に炭酸飲料で経験したことがあるそうです。
夫の実家は玄関が寒くて、冬になると冷蔵庫代わりに使っていたそうなのですが、ある時、すごく寒い日に、氷点下まで下がってしまったことがあるそうです。
そして、キンキンに冷えたオロナミンCをプシュッっと開けると、一瞬で中身が凍ってしまったらしいのです。
その現象に魅了された夫は、わざと冷凍庫にオロナミンCを入れて、実験をしていたのだとか。
コーラでも同様の現象が起こるようですが・・・
破裂する危険もあるそうなので、自分でやる場合は注意が必要ですね。
夫はよく怪我をせずに済んでいたなぁ。