寒い寒いと言っていたら、急に暖かくなってカッコウが鳴き始め、もう初夏なのかなあ・・・なんて思っていたら、昨日、今日は真夏日になりました。
30℃を超える日なんて、年に数日あるかないかという程度なのに、なぜいま? って感じです。
エゾハルゼミが鳴き出したり、トンボが飛んでいたり、エゾノコリンゴが一気に開花したりと、春なんだか夏なんだか、心も体も激しい気温差に付いていけずに混乱しています。
ところで、カッコウの鳴き声ですが、本当によく通る声で、窓が厚い北海道の家の中でも聞こえてくるほどです。
ここに引っ越してきたばかりの頃、まだ住宅が少なかったせいか、カッコウが裏庭までやってきて朝っぱらから鳴き始めることがあり、睡眠不足に悩まされたことがありました。
だって、鳩時計みたいな音が聞こえ続けるんですもん。目が覚めちゃいますよ。
ん? ハト? カッコウなのに? あれ? ・・・ってなりません?
我が家ではそういう会話になって、「ハトってあんな鳴き方だったっけ?」「ヨーロッパのハトはそういう風に鳴くのかも」とか言っていたのですけど、調べてみると、鳩時計って、本当はカッコウの鳴き声なんだそうです。
日本では鳩時計と呼ばれるが、本来はカッコウが鳴く時計である。カッコウの別名が閑古鳥(不景気なときに鳴くとされる鳥)であるため、縁起が悪いと変えられたという説がある。
本来はカッコウなのに鳩時計と呼んでいるなんて混乱の元ですが、今さら「カッコウ時計」なんていう名前に変えるわけにもいきませんよね。