tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

摩周湖と屈斜路湖を見てきた

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秋の行楽シーズンなのに、どこにも行かないなんてもったいないかなぁ・・・というわけで、コロナにおびえながらも、日帰りの観光に出かけてみることにしました。

 

今回は摩周湖屈斜路湖を見に行きます。

夏が過ぎ、紅葉のピークも過ぎているので、そんなに観光客は多くないはずです。

 

いつもは駐車料金がかかる第一展望台はスルーするのですが、今回は寄ってみました。

コロナで人出が減っているでしょうから、少しはお金を落とさないと・・・と言っても、500円ですけどね。

 

案の定、観光客は少なめです。

でも、マスクをしていない人がちらほら。

警戒ステージが引き上げられているんですけど・・・*1

屋外ですし、密集しているわけでもありませんが、展望台に通じる道は幅がかなり狭くなっていて、至近距離ですれ違うことになります。

リスクはそれほど高くないだろうとは思いながらも、少し気になってしまいました。

 

事情があってマスクを着けられない人もいると思うのですが、そうでないなら、できるだけ着用したほうがいいと思うんですよ。

見た目では分からなくても、持病を抱えている人がいるかもしれませんし、重症化しやすい人と同居している人がいるかもしれないじゃないですか。

みんなが少しだけ我慢することで、多くの人が安心できるなら、そのほうがいいと思うんですけど。

マスクで100%防げるわけではありませんが、ある程度抑えられることも確かなようですし。*2

 

さて、展望台へ行ってみました。

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残念ながら厚い雲がかかっていて、摩周ブルーに少し陰りがありますが、神秘的なたたずまいは・・・と眺めていたら、近くにいた年配の男性が同行の女性にクイズを出しています。

摩周湖に霧が出るのはなぜでしょう?」とか。

なぜクイズ形式なんでしょう。

ブラタモリでもやっているつもりなのでしょうか。

気になってしまって、景色に集中できません。

答えたくてうずうずしてしまいます。

「それ、NHKスペシャルでやってましたよ」とか。

www6.nhk.or.jp

 

一方、せっかくだから売店にも寄ってみようか・・・と歩いていると、「霧の摩周湖」について同行の女性に語っている若い男性とすれ違いました。

「晴れている摩周湖は滅多に見られないんだよ!」って・・・うん、そういうイメージは強いですが、最近は温暖化の影響か、湿原が減少したせいか、霧で覆われることが少なくなっているんですよ・・・と声に出そうになるのをぐっとこらえました。

コロナ以前は年に数回程度訪れていましたが、「霧の摩周湖」に遭遇したのは1〜2回ほどしかありません。

今はむしろ「霧の摩周湖」のほうが貴重なんですよ。

 

さて、売店を覗いてみたら、美味しそうなお菓子を見つけたので、買ってみました。

材料を見ただけで分かります。

たぶん好きです。

 

(自分への)お土産もゲットできたので、次へ向かいましょう。

・・・と、その前に、バス停の写真を撮っておきます。

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なんと、1日に1本!

もしも乗り遅れたら、大変なことになってしまいますね。

というか、これじゃ、バスの旅で摩周湖を見ることができないんじゃないの?

・・・と思ったのですが、時刻表を調べてみると、到着から出発までは30分あるみたいです。*3

 

では、第三展望台へ。

ここは無料ですが、眺望は第一展望台にも引けを取りません。

摩周湖と反対側もよく見えるんですよ。

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日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖と硫黄山を一望できます。

こうやって写真に切り取ってしまうと、スケールの大きさが伝わりにくいのが残念です。

 

道路を渡り、階段を上っていくと、摩周湖がよく見えます。

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こちらから見える摩周湖も、無料とは思えない見晴らしの良さです。

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少し歩いて、展望スペースからも・・・と思ったら、若者の一団が大声ではしゃぎながら写真撮影を繰り返しています。

・・・うーん、なかなか終わりそうにありません。

仕方がありません、諦めて次に向かいましょう。

 

ケーキを買いに「森のホール」というお店へ向かいます。

このエリアには素敵なレストランやカフェがあるので、いつもならランチが楽しみなのですが、今回はおにぎりを持ってきて車で食べました。

でも、せっかくだからケーキを買って帰りましょう・・・と寄ってみたのですが、残念ながら臨時休業。

コロナのせい?・・・と思ったのですが、Facebook を見てみると、そういうわけでもなさそうですね。*4

 

仕方がありません、次は硫黄山に向かいます。

いつもは遠くから眺めて臭いを嗅ぐだけで通り過ぎているのですが、今日は駐車券をゲットしたので、寄ってみることにしました。

500円の駐車券で摩周湖と硫黄山の両方に駐車できるんです。

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勢いよくガスが吹き出ています。

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黄山と言えば、温泉卵。

1つずつ買って、車で食べました。

ほんのり風味が付いていて、美味しいです。

 

最後に屈斜路湖を見に行きます。

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砂湯です。

湖面の高さまで砂を掘っていくと、温かい水が出て来ます。

がんばれば、露天風呂を作ることも可能です。

 

この辺りは地熱が高いので、秋がゆっくり進みます。

摩周湖周辺は気温が低いので、落葉樹がすっかり葉を散らしていましたが、こちらはまだ残っています。

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駐車場の脇に、綺麗に紅葉したカエデもありました。

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摩周湖屈斜路湖は車で30〜40分程度の距離ですが、季節の変わり目には2つの季節を一度に見ることができます。

冬と春の間も面白いですよ・・・と、コロナが無ければ、声を大にしてお勧めしたいのですけどねぇ・・・

 

最後にもう1枚。

道路で撮った写真です。

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夏は緑のトンネルみたいで素敵なんですけど、秋もけっこういいですね。

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