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−20℃くらになると

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東京で−3℃くらいまで気温が下がるから大変だ!

・・・というようなニュースを見ました。

 

こちらの感覚からすると、氷点下でも1桁なら比較的暖かい方だっていう感じです。

 

いや、バカにしているわけじゃないんですよ。

こちらでは逆に、+20℃を超えたぐらいで「暑い」って言い始める人もいますからね。

 

ただ、−20℃近くまで下がる環境で暮らしていると、−3℃は相対的に暖かく感じるっていうだけです。

 

さて、−20℃になるとどんなことが起こるのか、早朝、車で出かける時のことを少しだけご紹介しましょう。

 

暖気しないと走り出せない

出かける20分ほど前にエンジンスターターというリモコンを使ってエンジンをかけておきます。

 

そうしないと、フロントガラスが霜で覆われていて、走り出すことができないんですよ。

 

あまり早過ぎるとエンジンが切れちゃって再び凍ることがありますし、遅過ぎると霜が溶け切らないことがあるので、タイミングが大事です。

 

また、前日に車を降りる前に、ちゃんと窓に送風されるように設定しておかないといけません。

 

霜の状態によっては、それでも溶けきっていないことがあって、霜が薄いときはウォッシャー液で、厚い時は解氷スプレーで対応します。

お湯なんかかけちゃダメですよ。

ガラスが割れることもありますからね。

 

ちなみに、うちは−60℃対応のウォッシャー液を薄めずに入れています。

滅多に無いことですが、走行中に使用すると、−30℃対応のものでも風で凍ってしまうことがあるから怖いんですよね。

消毒用アルコールの出が悪くなる

手指の消毒用としてドアポケットに泡で出るタイプのアルコールを置いているのですが、ポンプが固くなって出が悪くなっています。

 

暑くなる時は、気化したアルコールに引火する危険があるとか言われますけど、こちらだとそんな日はほとんど無くて、逆に冬は冷え過ぎて使い難くなっちゃうんですよね。

 

それでも無理やり出して消毒すると、体温で気化したアルコールが空気で冷やされて湯気になって立ち昇ります。

まるで手からオーラが出ているみたいに。

ガムが硬くなる

常備しているボトル入りのガムが硬くなっていて、口に入れてすぐに噛むと、小さな欠片に砕け散ってしまいます。

 

なので、口内で少し温めてから噛み始めるか、砕けた欠片を口の中で集めるかしなければなりません。

 

私はすぐに噛んで、欠片を集めるようにしています。

シフトレバーが固くなる

内部の潤滑剤が冷えているからなのか、シフトレバーが固くなっています。

 

まあ、何事もなく運転できているのですけどね。

 

以上、パッと思いつくのはこれくらいです。

 

−3℃だと、ここまでのことはあまり起きないかなと思いますが、寒さに慣れていない地域ではいろんな対策が必要になるのでしょうね。

 

それでは皆様、きちんと対策をして寒さを乗り切りましょう。

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