スミレの仲間が咲く頃
「すみれの花咲く頃」*1 がいつ頃のことを指すのかは分からないけど、道東では今、スミレの仲間が咲く頃を迎えています。
(ツボスミレ(だと思う):2019年6月撮影)
たぶんツボスミレだと思うのですが、自信はありません。スミレの見分け方は難しいです。
道東最高!
東京生まれの妻にとって、一番過ごしやすい季節がやって来ました。
全国放送のお天気お姉さんが「暑いです!」なんて言うことが多くなりますが、こっちは涼しくて過ごしやすいです。(それどころか、寒くて暖房を点けてしまう日もけっこうありますけどね。)
さらに暑くなってくると、虫が多くなってくるので、インドア派の妻にとっては快適度がダウンしてしまいます。なので、この時期がベストなのです。天気の良い日は「北海道、最高! 道東、最高!」って言いたくなります。
夏空って感じの空
外に出たら北海道の夏空って感じの空だったので、ちょっと写真を撮ってきました。(十勝じゃないので「なつぞら」ではなく「夏空」と漢字にしてみました。)
(夏空っぽい空:2019年6月撮影)
謎の白い物体
カメラを持って歩いていたら、「なに? この白いのは!?」っていう謎の物体がありました。出所を探して周囲を見回したら、柳の実が原因のようでした。面白いので、それも撮ってきました。毛虫みたいですけど、柳の実です。
(ヤナギの一種:2019年6月撮影)
周辺の環境からするとイヌコリヤナギかなぁ。柳の見分け方も難しいです。*2
この時季の音
さて、この時季を代表する音が、エゾハルゼミとカッコウの鳴き声。
エゾハルゼミ
エゾハルゼミは、毎日元気よく鳴くようになりました。
「セミが鳴くなんて、けっこう暑いんじゃないの?」と言われそうですが、このセミ、漢字では「蝦夷春蝉」と書くように、春のうちから鳴き始めるのです。
妻にとっては「少し肌寒いかな」という気温でも鳴き始めるので、セミが鳴いているからといって、半袖で外に出てしまってはいけません。
と言っても、北海道の住宅は窓が分厚いのがデフォルトなので、山の中の一軒家でもなければ、家の中でセミの声が聞こえることはまずないでしょう。
東京の窓
話はそれますが、妻が東京の実家から北海道に残っている夫に電話したとき、こんな会話をしたことがありました。
「東京は暑いよぉ。溶けそうだよぉ。」
「こっちは涼しいよ。窓を開けてるの?」
「そんなわけないでしょう。エアコン使っているんだから。なんで?」
「だって、セミの声が・・・」
って感じです。
東京の住宅も北国の窓みたいにすれば、ヒートアイランド現象も少しは緩和されるんじゃないかなぁ・・・と思うんだけど、問題はそのための費用だよね。でも、思い切ってやってみたら、電気代も節約できると思うんだけどなぁ。
カッコウや鳥の声
話を北海道に戻しましょう。カッコウのことを忘れるところでした。
カッコウや鳥たちの声はかなり響くので、家の中にいてもけっこう聞こえます。
ここに越してきた頃、家のすぐ裏の木にカッコウが巣を作ってしまい、「お休みだからゆっくり寝ていられるね」っていう日にも「カッコウ、カッコウ、うるさくて眠っていられないよぉ・・・」ってことがありました。
今は住宅が増えたので、カッコウが巣を作ることはなくなりましたが、小鳥たちは毎朝のようにすぐそばまで飛んできて、明け方からさえずり始めます。お寝坊さんの妻は気付かずに寝ていることが多いのですが、音に敏感な夫はたいてい目が覚めてしまうようです。時計を見ると、だいたい4時頃が多いとか。
もっと困るのは、時々やって来るアカゲラのドラミング。テレビのアンテナやなんかを、もの凄い速さでつつくので、壊されやしないかと心配になります。やめてくれー(>_<)。
(アカゲラ:2012年5月撮影)
*1:再び白いライラックが咲いたら (曲) - Wikipedia(外部リンク)