道東にもようやく春が来ました。
・・・と東京出身の妻が自信を持って言えるほど、道東も暖かくなりました。
東京では「暑さに注意」とか言われ、夏日になったとかいう地域が道内でもちらほら出始める頃、道東はようやく暖かくなって、桜が咲き始めます。
気温は１７〜１８℃といったところでしょうか。
道東出身の夫にとっては夏のような暑さですが。
「最高気温が２５℃以上の日」を「夏日」と言うそうですが、道東では真夏になっても「夏日」はそう多くはありません。
もしも、「夏日」を「地元の人にとって夏だと感じられる気温」と定義し直せば、道東にも「夏日」が来たと言えるのですけど。
さて、そんな春のような夏のような陽気に家の周りで撮った写真をいくつかご紹介します。
今年初めて見つけたテントウムシです。
先日放送されていた「香川照之の昆虫すごいぜ！ *1 」という番組では、３月中にテントウムシを探すロケをしていたようです。
東京周辺にお住まいの方でしたら、道東は今ようやく３月頃の気温になったと思っていただけるといいでしょう。
裏庭に自生しているオオバナノエンレイソウが蕾になっていました。
毎年、開花を楽しみにしている花です。
ギョウジャニンニクです。たぶん。
これも裏庭に自生しています。
もし違っていたらと思うと、恐くて食べられませんが。
裏庭のタラの芽です。
食べ頃はもう少しといったところでしょうか。
庭の桜です。
たぶんエゾヤマザクラだと思います。
裏庭に自生していた苗を前庭に移動させたものです。
まだ樹齢が若いので、あまり花の数は多くありませんが、やっぱり桜は特別です。
東京で一般的なソメイヨシノと比べると、花が控えめで葉っぱが目立ってしまいますが、開花したときの嬉しさは同じか、もしかしたらそれ以上かもしれません。なにしろ北海道の冬は長いので。
ご近所さんから株分けしていただいたスイセンです。
我が家流の育て方は「落ち葉を片付けない」こと。
放ったらかしのほうが綺麗に咲いてくれる気がします。
ここまでは、家の敷地内で撮ったものです。
ついでに、散歩中に撮った１枚を。
遠くの方にミズバショウを見つけました。
歩いて近づけそうになかったので、最大ズームで撮影。
もう何年も歩き続けた道ですが、初めて見つけました。
まさか徒歩圏内に咲いていたなんて。
道東は、これから一気に色んな花が咲き始める季節を迎えます。
近所を歩くだけでも様々な植物が観察できるので、楽しみな季節です。
