「今年の冬はものすごく寒い日って少なかったね」と夫。
1週間ほど前のこと、散歩中に夫が呟いたひと言ですが、まるで冬が終わってしまったような口ぶり。
もう冬は終わったの? まだ雪が残ってますけど・・・
「でも、もう融けてきてるから。」
道産子の夫にとっては、「雪がすっかり融けたら」ではなく「雪が融け始めたら」、つまり、日中の気温がプラスになる日が数日続けば、もう冬は終わりだと感じられるようです。
東京生まれの妻にとっては、まだまだ冬が続いていますが。
そして、先日、街へ出かけようと思ったら、夫が薄手のダウンで出かけようとしています。
ちょっと待って、頼むから厚手の方を着てよ。
「うーん、大丈夫だと思うんだけどなぁ・・・」とぶつぶつ言いながら、渋々厚手の方を羽織ってくれました。
この時期、油断していると夫はすぐに薄着で出かけようとします。
なんか、見ている方が寒そうで心配になってしまうんですよね。
秋から冬にかけては素直に厚着をしてくれることが多いんですけど。
さて、そうして街へ出かけると、結局、夫は「暑い」と言って、ダウンを脱いでしまいました。
その上、シャツの袖をまくって、半袖状態にしてから車を降りようとしています。
寒くないの?
「うん。外気温は7℃あるみたいだし、ヒートテック着てるから。」
7℃って半袖で歩ける気温なの?
そんな夫ですが、食料品を買って帰ろうとスーパーに寄った時は、ダウンを着てお店に入りました。
「食料品売り場は寒いから」ですって。
外の方が気温は低いと思うんですけど、夫にとっては寒さの種類が違うようです。
人工的な寒さは辛いんですって。