tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

落語-落語家

柳亭市馬の『掛け取り』(NHK「日本の話芸」を観て)

柳亭市馬の『掛け取り』(NHK「日本の話芸」を観て) NHK「日本の話芸」で柳亭市馬 *1 の『掛け取り』を観た。 感想をひと言で言うと、「ライブで観ていたお客さんがうらやましい!」。観客も噺の中に入り込んでしまって、完全に一体化してしまってい…

帯広寄席に行ってきた

帯広寄席に行ってきた 【場所】 帯広市民文化ホール 【開演】 平成31年4月14日(日)14時 【出演者と演目】 柳家三三 「転失気」 柳家小里ん 「試し酒」 仲入り 柳家小三治 「粗忽長屋」 【この記事の目次】 帯広寄席に行ってきた 落語の感想 柳家三…

「人間国宝 柳家小三治 噺家人生悪くねえ」を観て

「人間国宝 柳家小三治 噺家人生悪くねえ」を観ての感想 ひとことで言うと、「小三治の噺家人生」というより「小三治と北海道」って感じだった。*1 テレビ北海道の開局30周年特別番組らしいから、それも仕方ないか。*2 番組を観て思い出したこと まずは、…

柳家喬太郎の『落語こてんコテン』を読んで

『落語こてんコテン』は、柳家喬太郎師匠が古典落語50席を選び、ストーリーとその噺に対する思いを綴ったエッセイ集です。口語体ということもあってか、するすると読め、ほどよく適当な感じが喬太郎師匠の落語にも通じていて、楽しい本です。 その中から2…

『なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか?』を読んで

『なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか?』は、さん喬師匠と喬太郎師匠にインタビューしたものをまとめた本です。本文の用語などには、注が付いています。この注がとても充実しているので、注だけ読んでもおもしろいです。 本のタイトルの答えは、シンプ…

小三治が帯広にやってくる・・・ことで思い出した札幌強行軍の話

柳家小三治が帯広にやってくる。 市民文化ホール こけら落とし公演 帯広寄席 2019年4月14日(日)帯広市民文化ホール(大ホール) 午後1時30分開場 午後2時開演 出演:柳家小三治 柳家小里ん 柳家三三 【公式チラシ(外部リンク)】 【感想の記事…

柳家さん喬『噺家の卵 煮ても焼いても』を読んで

柳家さん喬さんの『噺家の卵 煮ても焼いても』を読みました。主に師弟関係についての楽しいエッセイ集です。小さん師匠とさん喬さんとの間の師弟関係、さん喬師匠とお弟子さん方との間の師弟関係。 まずは、小さん師匠とさん喬さん。 さん喬さんが、二つ目の…

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