「北海道立釧路芸術館」で開催されている「江戸の遊び絵づくし」が面白そうだったので、釧路に行ってきた。
釧路に行くときはランチをどこでとるかが問題だ。もしも食事が主目的で、本格的なランチを求めるなら、何件か良い店があるんだけど、休憩がてら、(ある程度でも)健康的で軽い食事を、煙草の煙に悩まされないで *1 食べられるところとなると、とても数が少なくて、選択肢が限られている。
以前はサブウェイもあったんだけど、撤退してしまったので、さらに選択肢が減ってしまった。モスバーガーや駅前のタリーズは分煙なんだけど、席によっては煙が漂ってきてしまうので、あまり積極的には行きたくない。市立病院のタリーズや労災病院のドトールは(もちろん)禁煙なんだけど、そのために病院に行くっていうのもねぇ・・・ってことで、結局、スタバか六花亭ぐらいしか選択肢が残らない。
六花亭はピザなどの他に「
スタバは何を頼んでも割高感が否めないし、飲み物は甘いか苦いかしかないじゃんって感じなんだけど、居心地の良さは六花亭より上。Wi-Fiも使えるし。
というように、トータルのコスパでは甲乙付けがたいので、どちらにするかはいつも悩ましいんだけど、今回は駐車場の様子から、六花亭が混んでそうだったので、スタバにしてみた。
そうしたら、スタバがいつもよりもかなり混んでいて、やたら高い椅子の席と、やたら低いテーブルの席しか残っていなくて、やたら低いテーブルの方にした。車の台数の割に人が多かったのは、家族連れが多かったせいだろう。別にいいんだけど、子連れでスタバってかなり割高にならないか? いや別に他人の財布だから関係ないんだけど。
それにしても、あの低いテーブルってみんな不便を感じないんだろうか。少なくとも食事には向いてないと思うんだけど、あれは何のためなんだ?
あと、あのやたら高い椅子。よっこいしょってやらないと座れない。座ったら座ったで、足がぶらぶらして落ち着かない。
東京のホテルなんかで朝食をとっているとき、やたら高い椅子に高身長の西洋人が普通に座っていたりして、なるほど、そういうことか・・・って思うんだけど、釧路のスタバなんて西洋人は滅多に来ないじゃないか。それとも、いつの間にか日本人の脚の長さが伸びたのか? 私たちの脚は短いままだけど。
さて、あまり居心地がよろしくなかったので、早々に昼食を済ませて釧路芸術館へ行ったんだけど、案の定、駐車場が空いていない。8台しか停められないから、期待していなかったけど。ほとんどの人が車で移動するこの地域で、8台ってことはないだろう。何を考えて設計したんだろうね。
(ほぼ)予定通り錦町の立体駐車場に停めて、芸術館へ行ったら、ここにも多数の家族連れが。子どもを連れてくるなとは言わないけど、もう少しマナーを守ってくれないかなぁ。走り回ったり騒いだりジュースを飲んじゃったり・・・。子どもよりも、ほったらかしにしている親が気になってしまう。怒らなくてもいいから、「だめなんだよ」って教えてあげることはできないのかぁ。そういう言葉が聞けるだけでこっちは少し落ち着くんだけどなぁ。
でも、それよりも気に入らないのは、うるさい音を出す展示品。床に設置したスイッチでモーターを回転させ、絵の角度を変える仕様なんだけど、子どもがはしゃいでガチャガチャ踏んだり、ウィーンって回転させ続けたり・・・。スイッチがあったら、押したくなるのが子どもでしょう。
絵を回転させることができれば事は足りるんだから、パーティションに画鋲で留めて、手で回すだけでも十分でしょう。なんであんな余計なものを設置したんだろう。
作品そのものは面白かったんだけど、こういうちょっとしたことで満足度が下がってしまうんだよね。
そして、帰り。駐車料金を割引にしてもらうのを忘れてしまった。前述の通り、ほとんどの人が車で来るんだから、手続きをもうちょっとスムーズにしてくれないかなぁ。いや、うっかりした自分が悪いんだけど、こういうちょっとしたことで満足度って下がっちゃうから、フールプルーフにした方がいいんじゃないかなぁ。来客数を増やすためにも。