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auガラホ通信料攻略戦記 〜 KBの攻防 〜

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機種変更してきました・・・ガラケーからガラホに。

それが、長い闘いの始まりを意味するということなど、その時は知る由もありませんでした・・・。

ってなわけで、今時、スマホじゃなくて、いわゆる「ガラホ」にしてきたわけだが、その辺の顛末やら節約方法やらを書いてみようと思う。

※なお、料金プランなどは、2019年7月時点での情報に基づいています。

【この記事の目次】

auガラホ通信料攻略戦記 〜 KBの攻防 〜

機種変更の顛末

なぜ機種変更?

もう10年以上もガラケーを使ってきたのに、なぜ今、機種変更をしたのかというと、スケジュール管理ができなくなるからだ。

どういうことかというと、内蔵のカレンダーが今年の12月31日までしか表示されず、来年のスケジュールが入力できないことが判明したのだ。

基本機能以外で最も使っていたのは、この機能だったので、それが使えなくなるのは痛い。

もしかしたら、更新の方法があるのかも知れないけど、その可能性は低いよなぁ・・・と思っていたところへ、機種変更に使えるクーポンが届き、数年後には3Gが廃止されることも知っていたので、良い機会かと思って、機種変更をすることにした。

なぜガラホ

で、今時、スマホじゃなくてガラホにした最大の理由は「安い」から

一見すると、スマホの方が安いように書いてあるが、よーく見ると、小さい字で「○○ヶ月目以降は××××円になります」というような但し書きがあり、ある時期が来たら基本料金が跳ね上がるようになっている。

なぜ、そうなるのかというと、スマホの端末が高額だからだ。

向こうにしてみれば、初期費用を安くしてスマホを使わせたいけど、結局、どこかでその料金を回収しなければならないという事情から、そういう料金体系にするのは仕方がないというのは理解できる。

しかし、表示の仕方は極めて紛らわしいと思う。

まぁ、それまでに機種変更をすれば、また安い料金になるのかもしれないけど、そのために機種変更を繰り返すというのは自分の性に合わないので、やりたくない。

付随的な理由は、ハードウェアキーが好きだということ。物理的に押した感覚が欲しい。タッチパネルだと、何かの拍子に意図しない動作をしてしまうことが多く、あまり好きになれない。

もう1つ、堅牢さガラホの方が上回る。かなり高いところから落っことしても、画面にひびが入る恐れはほとんどない。ソフト的にも、ガラケーよりは劣るが、スマホよりは相対的にセキュリティが高い

以上の理由から、選択肢は「ガラホ」のみになってしまった。

通信料攻略戦

機種についてはあまり問題がなかった。

本当は長年愛用してきたソニーエリクソンがあれば良かったのだが、無いものは仕方がない。最も安価なものを選んだ。

多少使いにくいけど、防水仕様だから、汚れたら洗えるという利点もあるし、まぁこんなもんだろう。

問題は「料金プラン」だ。店員の勧めるままに任せてしまったのが間違いだった。「現在とほぼ同じです」という言葉を信じたのだが、全然同じではなかったのだ。

しかし、どうやら意図的に騙したわけではなく、よく知らないことが原因なのだろうと思う。ほとんどの客がスマホを選ぶ中で、ガラホに関する知識まで備えるのは難しいのだろう。

当初のプラン

通話のプランは「VKプランS *1 」で、これについては不満はない。

問題はデータ通信の方だ。当初は定額サービスに入っていなかったのだが、そのままにしておいたら、以前とは全然違うじゃないか!

LTE NET *2」というインターネット接続サービスのところに「月額使用料 300円」、「通信料 0.6円/KBって書いてあるよ! 話が違うじゃないか!

以前は妻とメールのやり取りをしていても、基本料金のみで済んでいたのだが、どうやら「無料通話料/通信料」が適用される範囲内に収まっていたということのようだ。

しかし、これからは 1KB あたり 0.6円  かかるので、1MB も通信したら、

1MB = 1,000KB = 600円

10MB なら、その10倍。6,000円 もかかってしまう!

「ギガが足りない」だの何だの言っているこの時代にですよ?

10MB を GB に換算したら、0.01GB ですよ?

0.01GB で 6,000円 とか、信じられます?

しかも、送受信のどちらにも料金がかかる仕組みだから、例えば、誰かが写真を添付したメールを送ってきたりなんかしたら、それだけで多額の料金がかかってしまうわけですよ。

まぁ、メールについては受信を制限する設定がありますけどね。

しかし、そんな設定が必要になるなんて・・・携帯がインターネットに繋がり始めた時代に逆戻りですな。

変更後のプラン

で、このままだと使い物にならないので、すぐに「ダブル定額 *3 」に加入した。

・・・と、簡単に書いてしまったが、本当はここに書ききれないくらい、色んなやり取りをした。

同じようなことで困っている人がいるかもしれないので、簡単に書いておくと、「店員の説明が不十分であったこと」が明らかになれば、契約時まで遡ってプランが適用される可能性がある。しかし、あまり時間が経ってしまうと難しくなるかもしれないので、気付いたらすぐに問い合わせてみることをお勧めする。

で、「ダブル定額」にしたら、なんと! 10MB までは 500円 の定額だ!

・・・って、ギガにしたら、0.01GB ですけどね。

そして、10MB を超えると「0.02円/KB」になり、4,200円 が上限となる。

上限に達する通信量は、190.6MB だ。

これもギガにすると、0.19GB という残念な数字。

でも、まぁ、私にとっては、ちょっとしたメールのやり取りができればいいぐらいなので、10MB 以内には収まるだろう。

auに物申したい

というわけで、「ダブル定額」を追加して、なんとか使えるレベルになったのだが、解せないのは、「LTE NET」というサービスの存在理由だ。

0.6円/KB」で 500円に達するのは、約 833KB だ。

「インターネットに接続はしたいけど、メールをほんの数通程度やり取りする程度なので、500円まではいきません」という人のためのプランになるだろうが、そんな人がどれくらいいるのだろう。

しかも、メールの受信設定なんかをきちんとしておかないと、高画質の写真を送られたりしたら、たった1枚でも 1,000円を超えてしまう

「おじいちゃん、おばあちゃんに可愛い孫の写真を送ってあげましょう」で、あっという間に数千円かかるじゃないか。

ちょっと検索してみただけでも、「通信料が高額になって驚いた」という事例が簡単に見つかる。

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まさか、それを見込んでの料金設定じゃないですよね? と疑いたくなってくる。

ユーザーやショップの店員が無知なのをいいことに、高額な通信料を発生させようとしている・・・なんてことはないとは思うのだけど、「ショップの説明不足」で片付けてしまっているから、同じような目に合う人が後を絶たないのではないか?

そもそも、スマホガラホで、データの中身に違いでもあるのか?

スマホに誘導するために料金を優遇するというのは、ある程度は理解できるけど、あまりにも料金に差を付けすぎではないか?

KBの攻防(通信料を抑えるには)

さて、「ダブル定額」にしたとしても、それでも通信量を抑える必要はあるし、もしも、500円以下に抑えられるのなら、完全従量制に戻すという選択肢が生まれる。

というわけで、今もKB単位の攻防をしているわけだが、疲れたので、詳細は後日にしよう。

・・・と、思っているのだけど、需要あるかなぁ。なくても、気が向いたら加筆するけど。

何をおいても Wi-Fi

今日は少し気が向いたので、少しだけ書き足そう。

※ 操作方法については、KYF39 の使用例を紹介します。

まず、絶対にしなくてはならないのは、Wi-Fi の利用だ。

Wi-Fi を通しての通信には料金がかからないので、都会ならこれだけでも十分だろう。田舎の場合は Wi-Fi 環境が整っていない場所が多いので、その他のテクニックを使ってチマチマと節約をしなければならないが。

Wi-Fi の接続は、一度「利用可能なネットワーク」に接続ができれば、次回以降は自動的にその接続ポイントを探して接続してくれる

ただし、新しい場所に行く度に新たな接続ポイントを探す必要があるため、できるだけ簡単に設定できるようにしておきたい。

また、接続ポイントを探すということは、バッテリーの消費が早くなる可能性があるということなので、それを気にする人にとっても、簡単にオン・オフできるようにしておきたいところだろう。

KYF39 の場合、デフォルトでは「設定」の中の「よく利用する設定」の中に「Wi-Fi」が入っているので、最初はけっこう見つけにくい。「よく利用する」という名前から、使用頻度が高いものを自動的に選んでいるような印象を受けるが、そうではない。恐らく「よく利用する(であろうと開発者が考えた)設定」ということなのだろう。

一度も利用していないのに、「よく利用する」に入っているなんて、普通は考えないだろう。マニュアルを読まないと見つけられないじゃないか。

という文句は置いといて、本当に「よく利用する」設定は、ウィジェット」として「待ち受け画面」に置いておくことが可能だ。

待ち受け画面で、上下どちらかのカーソルキーを押すと「編集」を選べるようになるので、「電話帳キー」を押して編集モードに入る。

新たなウィジェットを置くスペースが無い場合は、準備として、まずはウィジェットを置くためのスペースを確保する。カーソルキーで不要なアプリかウィジェットを選び「削除」し、「並べ替え」をするなどしてスペースを確保しておこう。

その後、カーソルキーで置いておきたい場所を選び、「追加」「ウィジェット」「設定をショートカットとする」と進み、最後に「Wi-Fi機能」を選択すればOKだ。

これで、簡単に Wi-Fi機能をオン・オフしたり、「利用可能なネットワーク」を探したりすることができるようになるはずだ。

なぜ、最初からそうしておいてくれないんだろう・・・と、また文句を言いたくなるけど、とりあえず、今日はここまで。(2019年8月16日加筆修正)

それでもかかる通信量をどう抑えるか
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