自動車の話です。
雪国では冬になるとスタッドレスタイヤに交換することは結構知られていると思うのですが、ワイパーも交換することはあまり知られていないのではないでしょうか。
「冬用ワイパー」とか「雪用ワイパー」と呼ばれる商品があって、大抵はタイヤを交換する時についでにワイパーも交換します。
タイヤ交換をディーラーやスタンドでする場合は、トランクに替えのワイパーを積んでおけば、何も言わなくても無料で交換してくれたりする・・・のですが、うちはよく忘れていってしまうんですよね。
すると、夏用の、つまり普通のワイパーでしばらく走り続けることになってしまいます。
ワイパーの交換なんて、そんなに難しいことではないので、自分でやればいいのですが、なかなかやる気を出してくれないんですよ。夫が。
「今日は天気が悪いから」とか「今日は寒いから」とか、なんやかや理由を付けて先延ばしにします。
「天気が良くて暖かい休日」がめぐってこないと、いつまでも交換しないまま、ついに雪が降り始めて・・・となってしまったことも何度かあります。
タイヤの場合は、スリップという重大事故につながる可能性があるので、早めに交換するようにしているのですが、雪が少ない地域だと、夏用ワイパーでも結構いけちゃうんですよね。
でも、雪が降ると、やっぱり冬用ワイパーじゃないと困ることが出てくるんです。
実際に経験したことをいくつか挙げておきましょう。
- ワイパーを動かそうと思ったら、雪で固まっていてほとんど動かない。
- ワイパーのゴムが低温で硬くなるため、拭き残しができて、その部分が凍る。
- 固まった雪を払えずに、その上を虚しく通過する。
というようなことがありました。
実は、問題は雪よりも低温なんですよね。
雪が降る前にワイパーを上げておいて、運転前にちゃんとブラシで雪を落とせば、走り始めることはできるんですけど、走行中は風の影響でさらに温度が下がるので、2つめ、3つめのようなことが起き得るんです。
というわけで、今年もディーラーに持って行くのは忘れたのですが、がんばって自分で交換しました。夫が。