tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

ウインタースポーツの温度差

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近々世界的なスポーツのイベントが開催されるらしいんですけど、皆さん知ってます? オリンピックっていうらしいんですけど・・・

と言ったら、ちゃんとツッコミが返って来ますかね。

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北海道ではローカル番組で連日オリンピックの話題が取り上げられ、盛り上がって来ているみたいですけど、ウインタースポーツが盛んではないところではどうなんでしょうか。

実際に始まったら、カーリング女子なんかがワイドショーで取り上げられたりするんでしょうかね。4年前みたいに。

 

我が家では夫婦間でも温度差があります。

東京生まれの妻は元々関心が薄く、北海道で生活するうちに少しずつ興味が湧いて来たという感じです。

 

一方の夫は、子どもの頃から冬季オリンピックに関心があったようで、ルールの変遷なんかにもけっこう詳しく、スキーのジャンプとか複合のルール変更がいかに日本人選手に不利に働いたかというような話を妻に語ろうとするのですが、妻にとってはそんなに熱く語られてもねぇ・・・という感じです。

 

先日、街を歩いていたら、「がんばれ日本!」と書かれた看板を見かけて、妻が「はて?」となっていると、夫に「オリンピックだよ」と即座に言われて、「あぁ、そうだったね」となるぐらい、いまだに温度差があるのです。

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そういえば、以前、バンクーバーオリンピックが開催されていた時期に、所用で東京へ行ったことがありました。

 

スピードスケートのチームパシュートの決勝をどうしても見たかった夫が、ホテルのレストランで独り携帯のワンセグに食い入るように熱中し、日本チームが金メダルを逃した瞬間、とても残念そうな表情に変わったのを、妻は冷静に見ていました。

 

その後の親戚との会合では、オリンピックの話題に触れる人は一人もおらず、夫は北海道と東京のあまりの温度差に愕然としたのでした。

 

北海道では多くの人が冬季オリピックに多かれ少なかれ関心を持っています。

それは、メディアが取り上げるからというだけでなく、それだけウインタースポーツが身近だということなのでしょう。

 

地域によって種目に違いがありますが、北海道では学校の体育でもウインタースポーツに親しむことが多いようです。

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夫の場合は、小中学校の体育の授業でスピードスケートをやらされたそうで、苦手だった夫は今でもコンプレックスを持っているようですが、競技への関心の高さは全く経験の無い妻とは比較になりません。

逆に苦手だったからこそ、オリンピック選手の高い技術に感心するのかもしれません。

 

また、地元出身の選手が出場することも多いので、応援の気運も高まるようです。

 

北海道出身とか、ゆかりのある選手まで範囲を広げるとかなりの人数になりますし、場合によっては市町村単位で地元の選手が代表になっていたりします。

 

夫の知人の中に「髙木美帆と一緒に練習したことがある」なんていうスケート経験者が普通にいたりするんですよ。

 

知り合いの知り合い・・・は赤の他人ではありますが、オリンピック選手となると、直接の知り合いみたいに応援したくなっちゃうのも無理はありません。

 

というわけで、北海道ではカーリング女子だけでなく、いろんな種目への関心が高まっています。

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