久々に雨が降りました。
雨なんて何ヶ月ぶりでしょう。
液体の水が降ってくるなんて、気温が高くなった証拠ですね。
春が近くなってきたことを感じます。
でも、東京生まれの妻はまだ春物を着ることができません。
先日もダウンコートを着て、街へ買い出しに出かけました。
街行く人々のほとんどが春物を着ています。
妻は1人だけ浮いているような気がして、コートを脱いで手に持ってみたのですが、やっぱり風が冷たくて、数分と持ちませんでした。
秋から冬にかけては、北国はいち早く寒くなるので、東京に先駆けて最新の秋物、冬物を楽しむことができます。
でも、春から夏はその逆で、なかなか衣替えをすることができません。
店頭には既に春物が並んでいるのに、まだまだ冬の格好が続きます。
寒さに強い道産子たちは、もう春物を着て楽しんでいるようですが。
最高気温でさえ氷点下だった頃に比べると、相対的に暖かくなったとは妻も感じているのですが、6℃くらいの気温ではダウンコートを脱ぐことができません。
この感覚、絶対温感とでも名付けましょうかね。
などと適当なことを考えていたら、なんと、おへそを出して歩いているギャルを見かけてしまいました。
気温6℃ですよ!
信じられません。
お腹壊さないんだろうか、とおばさんは心配になってしまいます。
それはさておき、我が家から街まではかなり距離があるので、買い物をした後、帰って夕食を作るのが面倒になってしまいます。
かと言って、外食をするには時間が早く、コロナの不安もあります。
そこで、スーパーの鮮魚コーナーで寿司のセットを買って帰ることがよくありました。
ネタが良いので、スーパーのでも十分に美味しいんですよ。
でも、以前は気軽に回転寿司を食べていたのになぁ。
ご存知の方が多いと思いますが、北海道は回転寿司が安くてとても美味しいんですよ。
釧路だと「なごやか亭」とか「まつりや」とか、根室・中標津だと「花まる」とか。
以前、東京から遊びに来た友人を連れて行ったら、「こんなに美味しいのに、想定の半額ぐらいで済んだ!」と驚いていました。
あぁ、また美味しい寿司を食べたいなぁ・・・そうだ、テイクアウトにすればいいじゃないか!
なんで今まで思いつかなかったんだろう。
回転寿司はその場で食べるものという思い込みがありました。
早速、買い物帰りに寄ってみると、時間が早いせいもあって、店内はかなり空いています。
これならあまり待たずにテイクアウトできるでしょう。
注文して出来上がるのを待っていると、次から次とひっきりなしに客が訪れ、テイクアウトを受け取っていきます。
そうか、みんな気づいていたのか。
その光景をぼんやりと眺めていると、ほとんどの客がかなり大きな容器で持ち帰っていることに気づきました。
パーティーでもするんだろうか・・・っていう量なんですが、もしかしたらそれほど大人数ではないのかもしれません。
北海道は食べる量が多い人が多い気がします。
美味しい食材が豊富なせいかもしれません。
夫の実家へ行くと、いつも食べきれない量のご馳走が用意されますし、近所の人がお裾分けで持ってきてくれる食材もいつも大量です。
でも、うちは妻が少食なので、2人合わせても1人前?っていう量しか注文できませんでした。
もっとたくさん食べられれば、あれもこれも注文できるのに・・・
まぁ、安く済むのはいいんですけどね。
さて、家に帰って食べてみると、その場で食べるよりは少し味が落ちますが、やっぱりスーパーのより美味しいです。
その分、少し割高ですが。
この味を覚えてしまうと、もうスーパーのには戻れないかもしれません。
今まで節約出来ていたのが、出来なくなってしまいそうです。
毎週、買うようになっちゃったら、どうしましょう。