【場所】 TIAT SKY HALL
【開演】 2019年1月5日(土)14時
【出演者と演目】
春風亭正太郎 「初天神」
仲入り
春風亭正太郎さんは、予想通り「初天神」。お正月はやっぱり初天神を一度は聴きたいですよね。
三三さんの「二番煎じ」は、寒い日にみんなでお鍋を囲み、楽しくお酒を飲んでいる様子が目に浮かぶ。猪鍋が食べたくなった!三三さん、以前と比べて、どことなく表情が明るくなったような。
さん喬さんの「妾馬」はCDで何度も繰り返し聴いている大好きな演目。*1 八五郎、三太夫、お殿様の掛け合いが楽しい。八五郎の魅力は、誰に対しても態度が変わらないところだと思います。
さん喬さん上手だなぁ。さん喬さんは声も素敵なので、小唄や都々逸も絶品。一度はライブで聴いてみたかったので、嬉しかったです。
隣に座ったご婦人は往年の落語ファンのようで、久々に落語を聴きにいらしたらしく、開演前、「テレビで落語は観ないの。私が聴いていたのはみんな先代だから。この『さん喬』って人は『さん』が付いているから『小さん』の弟子かしら。」なんておっしゃっていたのだけど、さん喬さんの「妾馬」をいたく気に入られたご様子。
さん喬さんは著書の中で、小さん師匠と自分は雲泥の差だと述べているけど、そんなことはないんじゃないかなぁ。
仲入りに、ホールの隣のモスバーガーでアイスティを買う為に並んでいたら、目の前に女優の壇ふみさんがいらした。品があり、とてもおきれいでした。
とっても楽しい落語会だったので、飛行機代をかけて行った甲斐がありました。*2 しかも、機内放送のJAL名人会が、さん喬さんの「寝床」というおまけ付き!
国際線ターミナルのお土産屋さんは、抹茶のお菓子が充実していて、抹茶好きにはたまりません。
*1: