tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

プリキュアのタイトルを見て、落語の演題について考えた

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いい年をして「スター☆トゥインクルプリキュア」を観ている。

べつに言い訳なんて必要ないのに、夫は「これはマーケティングの研究のためだ」と、「義母と娘のブルース」の亜希子さんみたいなことを必ず口に出してから視聴し始める。

妻はもう分かっているから、いちいち言う必要ないんだよ。っていうか、そもそも観たいものを観るのに言い訳なんて必要ないんだよ。「トクサツガガガ」じゃないんだから。妻は松下由樹みたいに怒ったことなんてないでしょう。任侠さんみたいにカミングアウトしてもいいんだよ?

で、観ているうちに、タイトルが気になった。「それ、ネタバレしてるじゃん」って。

例えば、第5話のタイトルは「ヒミツの変身☆お嬢さまはキュアセレーネ!」で、お嬢様が仲間になることが丸分かり。

「お嬢様は仲間になるの?ならないの?」みたいなドキドキが薄れるんじゃないかなぁ・・・って最初は思ったんだけど、落語の演題なんか、落ちそのものってこともよくあるんだよね。

結末が分かっていても、そこに至る過程を楽しむっていうのが、プリキュアと落語に共通する楽しみ方なんだろうか。リアルタイムで放送されているアニメと古典落語をいっしょくたにしていいかは分からないけど。

しかし、夫よ。「なるほど、こうやって購買意欲を喚起するのか」とか感心しながら観ているけど、そんな研究が必要な仕事だったか? 転職する気でもあるのか? そっちの方が怖いんですけど。

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