tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

三枚起請 の検索結果:

『百川』の焼酎と卵は何のため?

…(BAND-AID)】[絆創膏]価格: 712 円楽天で詳細を見る 普通の絆創膏よりお高いですが、治りが早いし傷跡も綺麗になりますよ。 まとめ 江戸時代、怪我の治療には、 焼酎で消毒し、 卵の薄皮を貼っていた。 *1:「柳家さん喬 名演集8 三枚起請/百川」より。 *2:第四回 昔も今も、酒は庶民の味方 〜浮世絵に見る酒〜 | 菊水酒造。 *3:日本酒有名蔵元が醸す、隠れた逸品「粕取焼酎」10選 | VOKKA [ヴォッカ]。 *4:オンラインショップ | 甘強酒造株式会社。

映画『吉原炎上』と廓噺

… 五人廻し 夏の章 三枚起請 楽しく聴けなくなるかも 幾代餅 まとめ 『吉原炎上』と廓噺 Wikipedia によると、『吉原炎上』のセットは資料に基づいてかなりリアルに作られたらしい。 また、吉原や廓全般についての知識も得られるので、落語好きなら一度観ておいて損は無いと思う。 五人廻し 例えば「廻し」。主人公の久乃に遣り手のおちかが、「ほれ、あれが廻しというやつさ」と、実際に行われている場面を指差して説明している。 これが、あの『五人廻し』で有名な「廻し」というやつか。 夏…

『三枚起請』の遊女(喜瀬川)について

これまで『三枚起請』の騙され組3人について書いてきたのは、遊女(喜瀬川)について考察するためだ。 被害者の特徴を明らかにすることで、喜瀬川の人物像を推定しやすくしようと考えたのだ。 ※ 『三枚起請』のあらすじを確認したい方は ここをクリック してください。 『三枚起請』の遊女(喜瀬川)について 『三枚起請』の登場人物の名前は、東西や演者によって違いがあるが、この記事では柳家さん喬の口演 *1 に準拠する。 被害者たち 騙された男は少なくとも3人。 棟梁、古道具屋の亥のさん、経…

『三枚起請』の第三の男(柳家さん喬の場合)

『三枚起請』には3人の男が登場する。 その3人のうち、最後に登場する男、Wikipedia では「C *1 」とされている人物に焦点を当てて、柳家さん喬の『三枚起請 *2 』を聴いてみたい。 ※ 『三枚起請』のあらすじを確認したい方は ここをクリック してください。 【この記事の目次】 『三枚起請』の第三の男(柳家さん喬の場合) 棟梁の家で おしゃべりの清公 卸し金 清さんの心理 清さんの告白 妹が・・・ 起請文 棟梁の馴染みの店で もう喜瀬川はいいや 張り倒してやる 経師屋…

柳家さん喬が演じる『三枚起請』の「B」(=「若旦那の亥のさん」)

…pedia では、『三枚起請』に登場する男3人を抽象化して「A」「B」「C」と表している *1 。東西や演者によって、名前に違いがあるためだ。 しかし、実際に噺を聴く際には、当然ではあるが、もう少し具体性を帯びた人物像を思い浮かべた方が楽しめるだろう。3人の人物像を具体的にすることで、その3人を騙した遊女の手管の巧妙さが浮き彫りになるからだ。 Wikipedia には、東京において「B」を「建具屋の半公」とする例が挙げられているが *2 、「若旦那の亥のさん」とすることも多い…

『三枚起請』の「棟梁」が棟梁である理由

『三枚起請』は、その基本的な筋が共通していても、登場する人物名が東西や演者によって違いがあるらしく、Wikipedia では、登場する3人の男性をそれぞれ「A」「B」「C」としている。*1 この3人が、自分達を手玉に取った遊女を懲らしめようと計画するのが『三枚起請』という物語なのだが、その企てを主導する「A」について、江戸の落語では恐らく「棟梁」とするのが一般的だろう。柳家さん喬も「棟梁」として演じている。*2 では、なぜ「棟梁」なのだろうか。「熊さん」や「八っつぁん」に変え…

「超入門!落語 THE MOVIE」の『掛け取り』を振り返りながら「3」について考える

…語における「3」 『三枚起請』が二枚なら・・・ 『子別れ』で用いられる「繰り返し」 やはり『掛け取り』は「3以上」で 追記:「超入門!落語 THE MOVIE」への要望 制作の仕方について 落語家の起用について 我々が『掛け取り』を観るまで 我々が「超入門!落語 THE MOVIE」で『掛け取り』を観るまでのことを振り返ると、 柳家さん喬の「掛取萬歳」をCDで聴いて、気に入っていた。 柳亭市馬は好きな落語家の1人で、芸達者であることは知っていた。 「超入門!落語 THE MO…

忙しい現代人のための落語ひと言まとめ

…子は鎹)】 さ行 【三枚起請】 【千両みかん】 【粗忽長屋】 た行 【たちきり】 【長短】 【町内の若い衆】 【ちりとてちん】 【天狗裁き】 【転失気】 【時そば】 な行 【二番煎じ】 【抜け雀】 【ねずみ】 【寝床】 は行 【八五郎出世】 【初天神】 【棒鱈】 ま行 【妾馬】 【元犬】 【百川】 や行 【夢の酒】 リンク 内部リンク 外部リンク あ行 【明烏】 花魁は遊び人より初心な若旦那が気に入ったらしい。 【井戸の茶碗】 高潔な二人の意地の張り合い。 【お見立て】 いく…

落語のあらすじを100字で要約してみる

…【子別れ】 さ行 【三枚起請】 【千両みかん】 【粗忽長屋】 た行 【たちきり】 【長短】 【町内の若い衆】 【ちりとてちん】 【天狗裁き】 【転失気】 【時そば】 な行 【二番煎じ】 【抜け雀】 【ねずみ】 【寝床】 は行 【八五郎出世】 【初天神】 【棒鱈】 ま行 【妾馬】 【元犬】 【百川】 や行 【夢の酒】 リンク 内部リンク 外部リンク あ行 【明烏】 [あけがらす] 商いには遊びを知ることも必要だと考える旦那が、堅物の若旦那を遊郭へ連れ出すよう、遊び人に依頼する。…

フルーツ宅配便と廓噺

…えず、柳家さん喬の「三枚起請」を挙げておこう。 起請文をもらった男達の愚かさが滑稽であり、哀れでもあり・・・。男を手玉に取る花魁に(ひどい女だなぁ)なんて思いながらも、終盤に放たれる「身請けしろー!」っていう叫びは本当に哀しくて・・・。 小三治がどこかで「落語って哀しいんですよ」って言っていたんだけど *1 、悲劇か喜劇かは視点の違いに過ぎないのかもしれない。 *1:「落語って面白くて楽しいんだけどね、哀しいんですよ、どっか。」なぜ「小三治」の落語は面白いのか? (講談社+α…

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