tadashiro’s blog

しろのブログ

落語、北海道、野鳥など。

ねずみ の検索結果:

玄関の前に小鳥が

…徴がはっきりしていないのか、結局、種類が分かりませんでした。 さて、ついでにミヤマカケスの写真も載せておきます。 かなり遠かったのですが、ギャーギャー騒がしく鳴いていたので、見つけることができました。 カケスの鳴き声を聞くと、『山ねずみロッキーチャック』に出ていた「かけすのサミー」というキャラクターを思い出します。 確か騒がしいキャラクターだったように記憶していますが、実際のカケスもけっこう騒がしいんですよ。 というか、だからこそ、カケスのキャラクターにしたんでしょうけどね。

『抜け雀』を投資の観点から考える

…べきか 宿泊客数 『ねずみ』の場合 売り上げ額 不思議現象の持続期間 インカムゲインを阻む問題 類焼 圧力 あとがき 『抜け雀』を投資の観点から考える 『抜け雀』の前半を簡単に説明すると、毎日大酒を呑んでごろごろしているだけの客を訝しんだ旅籠の女将が夫を促し、それまでの酒代として内金を取りに行かせる。すると、その客は無一文で旅をする絵師であることが判明し、宿代の形だと言って、衝立に雀の絵を描いて去ってしまう・・・という状況だ。 その請求額は落語家によって違いがあるようだが、こ…

『ねずみ』で飯田丹下が彫った虎について考えてみた

ねずみ年になったので、久々に柳家さん喬の『ねずみ』を聴いてみた。*1 虎の彫り物のくだりを聴く度に、この噺とは恐らく関係が無いだろうと思いながらも、どうしても思い浮かんでしまうことがあって、今回はそれを書いてみようと思う。 ※ サゲ(落ち)について思い切り触れていますので、ネタバレが気になる方は、閲覧を避けた方がいいでしょう。 ※『ねずみ』のあらすじを確認したい方は ここをクリック してください。 【この記事の目次】 『ねずみ』で飯田丹下が彫った虎について考えてみた 二代目政…

柳亭市馬の『掛け取り』(NHK「日本の話芸」を観て)

…集 二 柳家さん喬【ねずみ】/柳家権太楼【厩火事】/入船亭扇遊【夢の酒】/柳亭市馬【小言幸兵衛】 [ (趣味/教養) ](楽天) *3:「落語を演じるうえでの 芸事の素養とは?│柳家三三「きょうも落語日和」 | アートとカルチャー | クロワッサン オンライン」(外部リンク) *4:掛取万歳 - Wikipedia(外部リンク) *5:紀伊國屋寄席 柳家さん喬名演集(Amazon)。余談だが、我が家にあるCDは、さる落語関係者の方から頂いたもので、私たちが大ファンから熱狂的な…

落語による安全運転のすゝめ(と落語のテンポの話)

…te 柳家さん喬の「ねずみ」の枕 *2 なんかを聴いていると、徒歩の旅の良さを説いていて、自動車の旅を批判しているのだけど、それを聞きながら運転するというのもなかなか乙なもの。速度記号で表すと、Andante って感じかな。 5代目柳家小さんは Lento 先日、5代目柳家小さんのCDを手に入れたので、運転中に聴いてみたんだけど、かなりテンポがゆっくりで、気がついたら制限速度をかなり下回ってしまっていた。Lento って感じかな。 法的には問題ないんだけど、あまり遅いと、他の…

「ねずみ」における鼠屋の倅の演じ方、3類型

これまでに聴いた「ねずみ」を振り返ってみると、登場する鼠屋の倅(以下、卯之吉)の演じ方に、落語家によって違いがあると感じ、その点について、分析してみた。 卯之吉の演じ方、3類型 冒頭、宿外れで卯之吉が左甚五郎に鼠屋までの道程を案内する場面に着目すると、少なくとも3つに分類できると考えている。 虎屋が仙台一の旅籠であることを強調し、恥じるように鼠屋が小さいことを伝える。 虎屋が仙台一の旅籠であることにさらりと触れ、無邪気に鼠屋が小さいことを伝える。 虎屋が仙台一の旅籠であること…

「ねずみ」の番頭と女中頭が元々男女の仲だったとするかどうか

複数の「ねずみ」を聴いているうちに、大きく2つの系統に分けられることに気付いた。我々はこれを「番頭と女中頭が元々男女の仲だったとするかどうか問題」と名付け、議論してみた。 この違いは、物語全体の印象を左右するほどの違いだと思うのだが、良し悪しの問題ではなく、好みの問題に行き着くと思う。しかし、その好みを明らかにするのが、当研究会のテーマのひとつだ。我々はどっちが好きなんだろう。そして、それはなぜなんだろう。 議論の前に、好みの問題とする理由を述べておこう。上手い人が演じたもの…

忙しい現代人のための落語ひと言まとめ

…じ】 【抜け雀】 【ねずみ】 【寝床】 は行 【八五郎出世】 【初天神】 【棒鱈】 ま行 【妾馬】 【元犬】 【百川】 や行 【夢の酒】 リンク 内部リンク 外部リンク あ行 【明烏】 花魁は遊び人より初心な若旦那が気に入ったらしい。 【井戸の茶碗】 高潔な二人の意地の張り合い。 【お見立て】 いくらお金を積まれても、あの人の相手だけは嫌なのよ。 か行 【掛取万歳(掛け取り)】 芸は身を助ける。 【子別れ(子は鎹)】 子は鎹。 さ行 【三枚起請】 三人の男に夫婦約束をしていた…

落語のあらすじを100字で要約してみる

…じ】 【抜け雀】 【ねずみ】 【寝床】 は行 【八五郎出世】 【初天神】 【棒鱈】 ま行 【妾馬】 【元犬】 【百川】 や行 【夢の酒】 リンク 内部リンク 外部リンク あ行 【明烏】 [あけがらす] 商いには遊びを知ることも必要だと考える旦那が、堅物の若旦那を遊郭へ連れ出すよう、遊び人に依頼する。遊郭での一夜が明け、思いを遂げられなかった遊び人が、若旦那を起こして帰ろうとすると、若旦那は花魁に気に入られていた。 ブログ内検索:明烏 の検索結果 - tadashiro’s b…

「ねずみ」の人物像と「すこしふしぎ」の相似について

…でに4〜5人ほどの「ねずみ」を聴いた。今回は柳家さん喬のCDを中心に、他の落語家によるものと比較しながら、我々がどんな「ねずみ」を好むのかを考察してみた。 今回の主な論点は2つ。子どもの描き方と左甚五郎の描き方の2点だ。 まずは、子どもの描き方。宿外れで客引きをしている鼠屋の息子が布団の代金を前金で要求する場面にその違いが表れている。 脅すような言い方で二十文を出させようとする演じ方の落語家もいるのだけど、そうすると嫌味な子どもになってしまい、甚五郎が素直に二十文を出すのが不…

柳家さん喬が「ねずみ」に忍ばせた十二支について

柳家さん喬の『ねずみ』を聴いていたら、「子丑寅卯・・・」という十二支が出てくることに気付いたという話。 「鼠屋」は「子」、「虎屋」は「寅」なのは当然なんだけど、柳家さん喬は他にも縁語のように十二支を忍ばせている。それに気付いたきっかけは、またもや夫のシャドーイング。*1 左甚五郎が鼠屋の主人から川で足を洗うように言われた際にぼそっと呟く言葉。聴き取りの得意な夫が珍しくなかなか聴き取れない。 コンテクストを捉えることが得意な夫は、逆に自分が捉えたコンテクストに頼りすぎる傾向があ…

田舎で落語を愉しむには

…が「えほん寄席」。「ねずみ」「欠伸指南」「長短」「ちりとてちん」「亀田鵬斎」「権兵衛狸」などがお気に入り。落語のエッセンスがコンパクトにまとめられている。時々絵が邪魔に感じることがあるけど、目をつぶれば大丈夫。 ラジオも時々聴くけど、我が家にはタイマー録音できる機器がないので、使い勝手が悪い。何とか手に入れようと、パズル雑誌の懸賞に夫がせっせと応募しているけど、一向に当たらない。そこまで欲しいのなら、買った方がいいんじゃないか? CDは気に入った演目を何度でも聞けるし、運転中…

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